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アルバム『Because』スペシャルライナーノーツ

読込中
2020年2月12日リリース The Benjamin ニューアルバム「Because」各曲のライナーノーツを
日頃より親交があり尊敬するアーティスト12人に書いて頂きました。(敬称略)



M-1『ボヘミアンユースブルース』


ぶう(えんそく)

「あ、この人達ちっとも時代を追いかけてない!!(笑)」

 

近々Miney先輩から「業界を荒らす風雲児」の称号をバトンタッチされるとかされないとかでお馴染み。
えんそくのぶうです。
TheBenjaminの3年ぶりのアルバムができたとのことでさっそく聴かせて頂きました。
1曲目「ボヘミアンユースブルース」!

おぉ!俺の胸のブザーが鳴ったぞ!
これはとてもTheBenjamin、ひいてはMiney先輩「らしい」!
そして「らしい」と言うのは「イケてる」ってことです!
この歌は「今」のTheBenjaminをビシバシ感じさせてくれる!
「ロックは生き様」なんて言いますが、
それが作り込まれたものであろうと滲み出ているものであろうと、
バンドの善し悪しってのは、やっぱどこまでいっても「リアリティ」にあるんじゃないでしょうか。

正直ボクは音楽のことはあまりわかりませんが、
同じ様に「自分で歌う歌詞を書いている者」として、
「バンドマンならば、良き音楽を創る音楽家である前に、
常にその人柄(カッコよく言えば「美学」みたいなもの)を表現していて欲しい」と思っています。
そう言った意味では「ボヘミアンユースブルース」は素晴らしい!バッチグー!

Because!なぜなら!

無理して背負い続けた青臭さでもなく、
年相応に腰を下ろした大人っぽさでもなく、
バンドマンであり続ける男達の「青さへの憧憬」がリアルな人格を持っている!
ボクにはそう感じました!

そしてもう1つ。
音楽のことがあまりわからないボクでもわかることがある。

あ、この人達ちっとも時代を追いかけてない!!(笑)

いや!それはいいぜ!カッコイイぜ!!!
「音楽をカテゴライズすることは野暮で無意味なことだ」なんて言う側面もあるでしょうが、
やはりボク(えんそく)がそうであるように、
TheBenjaminもまた「V系シーン」と括られる業界に身を置いて活動しているバンドでありましょうから、
どうしたって身近な連中、身近なシーンのお客様の中での流行り廃りだって目に入ってしまう!(はずだ!)
でもTheBenjaminはそんなのちっとも気にしない!!
言葉を選ばずに言えば、
「音源聴いても全然V系っぽくない!!」
凄く「俺たちのいい音楽をやろうぜ!」って感じなのだ!!
てか曲がいいのだ!(そしてオシャレなのだ!)
全曲聴いたらめちゃいい塩梅!

単純に「音楽家として」、
時代にとらわれずに「いい曲」を創っている!!
それは実はとても難しいことだと思います。
だから「らしさ」も「音楽」も、
どちらの旨味も詰め込んで在り続けるその安心感、鉄板感は、
あ!まるでベーコンレタスチーズバーガー!(!?)

こうやって自分らしく、そして時代にとらわれず、
「我が道を行く!」ってのがありありとわかる新譜を聴かせて頂いて、
TheBenjaminやっぱりいいバンドだぜ!と思いました!
あとMiney先輩の歌が上手くなった!!

みんなで聴こうアルバム「Because」!!!



 

M-2『バリカン』


唯(umbrella)

「ほんと表現がずるい。」


相変わらず曲名の頭文字を「B」にこだわり続けるストイックさにはあっぱれです。

今回の【バリカン】
一言で言えば「キャッチーの塊」ですね。
一度聴けば耳に絡みついてくる。
わかりやすいポップなメロディとMashoeさんの甘い声の混ざりが絶妙に心地が良い。
オーソドックスな構成を堂々とかましてくる感じがさすがThe Benjaminだなと。

しかし真似をするのは危険。
このオーソドックスさは長年グルーヴを共にしないと味が出ないんですよねー。
簡単に見せといてこのニュアンスはなかなか出せないぞー。

あと、悪気もなくサクサク刺してくる歌詞がとても良い。
ほんと表現がずるい。

近年のV系業界で恐れがちなポップを
全く恐れずアウトプットしていくスタイルだからこそ
新鮮かつ清々しい。学ぶべきところが多いバンドです。

 

 



M-3『ブラウス』


リウ(メトロノーム)

プレイもアレンジも素晴らしいです!」

 

メンバーとは古い付き合いだけど、
最近の彼らは自分たちはこういう音楽が好きです!
ってのをおもいっきり表現してて素敵ですね!

ブラウスはポップで優しい温もりのある楽曲で、
ミネさんの歌いまわしと歌詞の世界観が癖になります。

僕はベーシストなんでベースには厳しめの評価をしてしまいがちなんですが、
ツブク君のベースはプレイもアレンジも素晴らしいです!音も気持ちが良い!
そしてベースのピッキングの細かいニュアンスまで綺麗に聞こえるのは
他の楽器がきちんとベースの場所を空けてくれてるからであって、
そんな所からもメンバー全員がブレずに同じ方向を見てる一体感を感じます。

良いアルバムだね~、ギターの音もめちゃくちゃいいね!

だからThe Benjamin好きなんだよな~。

 

 


 

M-4『望遠鏡』


伏見慎一郎(ホタル)

「再生したその時から俺はいつの間にかこの曲の主人公だった。」

 

確かめたかったんだ。
未来を求めがちで足元が覚束無い日々に、
窓を開けて空を見上げた。
光までの距離。

再生したその時から俺はいつの間にかこの曲の主人公だった。
それはツブクの温度のある優しく、でも力強い歌と、
ドラマチックなフレーズでグッとこさせる楽器陣がそうさせたんだと思う。

色んな未来が、空が、誰にでもあって、だからこそ立ち止まって振り返る事があっても、
見てるその光は本当はすぐそばにあるのかもしれない。聴き終えた後、そう思えた。
だって、もう一度再生を押すその手は聴く前より少しだけ嬉しそうだったから。
だから確かめたかったんだ。
今改めて、その光までの距離を。

追伸:
ツブクめちゃくちゃ歌上手くなりましたね!
この曲は各季節の夜空見ながら聴いたら季節毎に違う表情になりそうな気がしました。



 

M-5『Boycott』


ナオ(heidi.)

「青春ソングの心地よさを感じることができる曲。」

 

初視聴、率直に颯爽とした聴きやすい曲です。
心地よいギターのカッティングがリズムのグルーヴに絡んで曲の高揚感を盛り上げています。
それに乗るメロディーラインが適切に胸に響く、
単に明るいだけの曲ではない印象を受けました。

また歌詞に関しても曲の印象にマッチした切なさや葛藤が表現されていて、
それでも前向きな気持ちを持つ力強い感じが共感できるポイントではないでしょうか。

Boycottという言葉にはネガティブなイメージがありますが、
それを逆手に取った良い意味で裏切ってくれる青春ソングの心地よさを感じることができる曲だと思います。

そして初見のライブでも一直線に素直にノレる良曲ですので是非ご一聴を!

heidi.ナオ



M-6『BumbleBee』


和泉隆宏(ロマン急行)

「一回聴いたらもう自然と口ずさみたくなる。」

 

曲を聴きながらミネさんの言葉を辿っていきました。
ポップではじけるような楽曲を可愛くもセクシーに歌い上げる。
その歌声に胸が締めつけられました。

一回聴いただけで見事にこの曲の世界に引き込まれました。
可愛いのに切ない。
歌詞の言葉のチョイスというか言い回しが本当に素敵で。
共感できるんです。
可愛いさの中にあるトゲがチクチクと刺さるんです。

それになんか一回聴いたらもう自然と口ずさみたくなるんですよね Boom Boom Bumbleと。
気付けばもうリピートで聴いてしまっています。
たまんないです。



M-7『BlackBoard』


seek (MIMIZUQ / Psycho le Cemu)

「バンドは音楽に対して自由であるべきだ。」

 

「バンドは音楽に対して自由であるべきだ。」
The Benjaminの創る楽曲、ステージを観ていると
バンドとしてのあるべき姿を思い出させてくれる。

The Benjaminはプロのクリエイト集団。
自分たちの想い描く世界を自分たちの手で妥協なく作り上げる。
ハピネスを掲げ、楽しむことに対して常に全力で向かっている。
そんなThe Benjaminに僕はずっと憧れている。

Mashoeさんがボーカルをとる「BlackBoard」
漂う浮遊感にMashoeさんの優しい声が心地よい。
紡ぎ出された言葉達がスッと染み込んでくる。
ステージではこの曲に何色が付くのか。
The Benjaminのかける魔法を楽しみにしている。



M-9『バオバブの樹の下で』


TЯicKY

「アルバムの「核」になっている曲。」

 

The Benjaminさん、アルバム発売おめでとうございます!!
この度2ndフルアルバム「Because」の8曲目に収録されている「バオバブの樹の下で」の感想を書かせて頂きます、TЯicKYです。
よろしくお願いいたします。

まず最初に、フラットな状態で聴いてみた印象としてはほのぼのとしつつ、
ちょっと楽し気なアルバムの中の異色作、と言うか他の曲達とは雰囲気が違うタイプの曲なのかな?と感じ、
そしてミネムラさんの歌い方にも「おや?」と思いました。
続いて歌詞を読んでみて、「バオバブの樹」って何だろう?と思い調べてみると
「年齢のない木」と言う事がわかり、それを踏まえて歌詞を読みながら聴いてみると
最初に聴いた印象とは全く異なる印象を受けました。

すごく情景が浮かびやすい曲、と言うか・・・例えば長年夢を追っていた人が叶えられず、
バオバブの樹の下で遠くにいる若い人たちをぼんやり眺めながら
「あ~、歳取っちゃったな~・・・」みたいなシチュエーションが広がりました。(あくまで個人的印象です)

この歌詞の中で、ひときわ目を引いたのが
「なりたくなかったヒトにも 今はなれない」と言うフレーズ。
「なりたかった人になれなかった」じゃなくて
「なりたくなかったヒトにも 今はなれない」なんですよね。
この1行がこの曲全体の雰囲気を凄く映像的に表現されているなと感じました。
若い頃ってまさか自分が病気になったりケガをしたりなんて想像もしないし、
なんなら一生歳を取らないって思っていたりしますよね(笑)
そして若さゆえに「夢はいつか叶う!」みたいな根拠のない自信があったりして(笑)

でも現実はそうじゃなくって、
色々と厳しいことだらけで思うようにも行かず気付いたら、ただただ歳を取ってしまい、
若い人たちをかつての若かった頃の自分の姿に重ねながら遠くで眺めてこう呟く。
「ああ、もう歳は取りたくないなあ・・・」って。
年齢のない、一生歳を取らない「バオバブ」の樹の下で。

この歌詞の世界観にこの曲のサウンドは凄くマッチしていて、
コンパクトで音数も少ない分、綺麗なコーラスがすっと耳に入ってきて、
口ずさめてしまいそうなベースラインの音がとても心地良く、
短い歌詞にもかかわらず、2分ちょっとの楽曲でこれだけ映像的な世界を表現されているのは凄い...!
ミネムラさんもほかの曲とは少し違う歌い方をされていて、それがまた良いアクセントになっていますね。

アルバム1枚分の曲を頂いたので通して聴かせて頂いたのですが、
「バオバブの樹の下で」はほかの曲と雰囲気や音の質感が違っていて
まるでこの「バオバブの樹の下で」と言う大きくてどーんと、
どっしりと生えた樹の周りにThe Benjaminさんのポップだったり、切なかったり、甘酸っぱい曲たちが広がっている
景色を感じるアルバムでした。
「バオバブの樹の下で」はアルバムの中での異色作、と言うよりも実はアルバムの「核」になっている曲なのかも知れないなと印象が変わってきたのも面白いです。
たぶん、聴く人の年齢、環境、状況によって違った表情を見せてくれると思うので他の方の感想も聞いてみたいですね(笑)

個人的にはこのアルバムの中では「バオバブの樹の下で」はもちろん好きですが、
「ビスケット」もいいな、なんて思いました。
「バオバブの樹の下で」がライブではどのような位置で、
どのような表情を見せてくれるのか今からとても楽しみです。

改めてThe Benjaminさん、「Because」発売おめでとうございます!!



M-9『ビビデバビデブー』


Ricky (HYPER NEO SOLOIST / DASEIN / RIDER CHIPS)

「そこはかとない文学的センスを感じる。」

 

軽快なカッティングギターとブラス系シンセリードにウーアー多重コーラスが相まって、
70~80年代ソウルファンクディスコミュージック、
わかりやすく例えるならゴマキ全盛期のモーニング娘(笑)
あたりを彷彿とさせるイントロがオシャンティーかつ印象的で高揚感を誘う。

良い意味で人を小馬鹿にしたような若干のウザさを帯びながらも
癖になるネチっこいMineyらしさ全開の歌い回しが絶妙で小気味好い。

デブでバカでブスな歌詞なのに楽曲とメロディはめっちゃキュート!
そのギャップも計算尽くだろうか!?

片田舎在住の令和のシンデレラ(クネクネ系匂わせ女子イメージ)が
副都心線の中華街行きに乗り「なんちゃって彼氏?」に会いにゆく
という発想がなんともユーモラスかつユニークであり、
そのさりげなく大胆なワードチョイスにはそこはかとない文学的センスを感じるわけだが、
一体Mineyはこの歌をどんな気持ちでバーバラに届け、
バーバラたちはどんな気持ちで受け止めるのだろう
…ぜひ一度ライブで体感してみたいものだ。

by 宇宙生まれの埼玉育ち Ricky




M-10『ビックリ箱』


団長 (NoGoD)

「なんでこうなるの!?」

 

元々、このバンドはオルタナティヴなバンドではある。

だがしかし、
その中でもとりわけこの曲に関しては
コード進行やアレンジやフレーズ、
歌の譜割りから歌詞に至るまで
「なんでこうなるの!?」と、
個人的には思ってしまう要素のオンパレードだった。

まさに「ビックリ箱」な曲である。

クレジットを拝見したところ、作詞作曲はTacky。
なるほどなと、
彼と付き合いが長い私は合点がいった。

The Benjaminはミニー&マシューのキャラが一見目立つが、
実はこのTackyこそが3人の中で一番ヤバい奴なのだ。
この曲を聴けばきっと皆さんにもわかって頂けるはずだ。
彼がポップ&キュートの裏に隠した狂気を。




M-11『ビスケット』


マコト (怪人二十面奏 / THE BEETHOVEN)

「私の知らないThe Benjaminがしっかりと詰まっていました。」

 

The Benjamin ニューアルバム「Because」完成、リリースおめでとうございます!
このシーンでは珍しい(てか他に居ないよね?)メンバー3人共ボーカルを取るスタイル、
これがアルバムになると3人の楽曲のバランスがホント絶妙です!

M-11「ビスケット」
ストレートで優しくて切なくて、Mashoe全開!って感じの心地良いロック。
ぱっと聴いただけで、ライブの映像が浮かんで、
同時にバーバラちゃん(ファン)達の笑顔まで見えてくる様でした。
アルバムラスト前って結構重要なポジションだと思うけど、バッチリ良い仕事してます!
早くライブでも聴きたい!!

常日頃、近くに居るし、メンバーの次くらいにThe Benjaminのコト、知ってるぞ!と思っていたけど、
このアルバムにはまだまだ私の知らないThe Benjaminがしっかりと詰まっていました。
もちろん、これこれ~!これがThe Benjaminだよね!ってトコもあってちゃんと心に寄り添ってくれる。

「V系」で括ってしまうのはあまりにももったいない!!
沢山の人に聴いてもらいたいアルバムです。




M-12『Because -Love is here-』


MASA☆ (Dear Loving)

「この曲が一人でも多くの人に届くことを願って」

 

The Benjaminが3年ぶりのALBUMをリリースするとのことで、早速聴かせていただきました。
そこには、やっぱり期待を裏切らない世界があって、The Benjaminならではの音と言葉があった。
今回は、その中でも「Because -Love is here-」について書かせてもらいたいと思います、
ええ、オレみたいなもんが偉そうにすんません(笑)

いつやったか?2019年に対バンをした時に「良い曲書けたんだよね」ってミニーが言ったから、
「いつか聴けるの楽しみにしとくわー」とか楽屋で話してたのを覚えてて。
アルバムを聴いた時にきっとあの時言ってた“良い曲できた”ってこの曲のことやなってすぐわかりました。
そして、自分がこの曲のライナーノーツを書いていることに不思議な縁を感じつつ、
同時にこの曲が自分にとっても大きな曲になっていくんやと実感しています。

ミニーからは直接この曲の説明を受けたわけじゃないけど、
それでもこの曲が命のバトンを歌っていることはわかった。
よく「この曲は死んだ◯◯のために書きました」なんて言って歌ってる人がいるけど、
本来アーティストというのはそんな図太いものではなく、もっと繊細なもので、
人の命というのは最も扱うのが難しい題材やと思ってて、
何よりも覚悟が必要で、簡単には歌えないものです。

この「Because -Love is here-」には、前述にあるような図太さは決してなく、
アーティストとしての繊細さもありながら、
同時に力強い覚悟もあって、
その力強さの中にあったかくて大きな愛も感じる、
だからこそこの命というテーマが決して重いものではなく、
優しく響くんやと思います。

いつからかボクらも大人になって、
これまで当たり前のように与えられていたものを、
今度は返していくと同時に、また次の世代に与えていく立場にある。
此処にある“愛”に充分に気付けるほど、
ボクらは大人になったんだということでしょう。

だからこそ、サビの「ずっとそばにいるよ いつもそばにいるよ」というフレーズは同じでも、
その前にある「与えられたモノは」と「伝えておきたい」というフレーズが違うことで、
しっかりバトンが表現されていて、それが変なテクニック等ではなく、
今、自分が在る立場をそっと教えてくれる道標のような役割になってくれてるのが優しいなと感じました。

そして。
これはオレだけなのかも知れませんが、
楽曲の中で何度も出てくるBecauseというフレーズが不思議と「行こう」にも聴こえました。
それは滑舌やニュアンスの問題で起こる空耳なんかではなく、
この曲の大きなテーマがそのメロディーに言霊として乗ったのかなと。
だからこそ、その「行こう」が誰かを置いて行くという事ではなく、
時に背負ったり、時に胸に閉まって、もらった愛と存在と共に生きていく。
それこそが命のバトンなんだと、優しく教えてくれた気がしました。

この曲は、我々と同世代の大人だけではなく、小さな子供達にも、
そして、我々よりももっと大先輩のお年寄りの皆さんにも、聴いてほしい曲だなと、オレは思います。

この曲が一人でも多くの人に届くことを願って、
このライナーノーツを終わりにしたいと思います。


そして、最後に。

The Benjamin、素敵なアルバムをありがとう!

今のバンドシーンには、音楽が好きというよりは、誰かに影響を受け過ぎてるバンドが多いイメージやけど、
The Benjaminは、活動を始めた時からそのバンドならではの音を鳴らす数少ないバンドでした。

オレは歌を大切にしていたバディーズの後期が好きやったんで、
ボーカリストのいない状態でバンドを組むと聞いた時は心配になったけど、
初めて楽曲を聴いた時は仲間としてすごく嬉しかったのを覚えてます。
今回のALBUMも、そこには紛れもないミニー、マシュー、タッキーにしか成り得ない音楽があったから、
それはもう心の中で小っちゃいMASA☆がご機嫌に小踊りしましたわ(笑)

そして、これまた自分の勝手なイメージやけど、
“自分の音”を持っているバンドマンはいても、“自分の言葉”を持っているバンドマンがどんどん少なくなっている中で、
ミネムラアキノリは、その“自分の言葉”というものを持ってる数少ないアーティストやと思ってて。
だから、オレはミネムラアキノリの音楽に魅かれるし、
ミニーがいつもDear Lovingの音楽を好きでいてくれるのは、
そういう部分で認め合えているからなのかなと勝手に思っています。

これからも、お互い刺激も嫉妬もし合いつつ、
ずっと心の友でいましょう♡

From  MASA☆



ライナーを書いてくださったアーティストの皆様、
本当にありがとうございました。

■アルバム詳細はこちら
■オフィシャルインタビューはこちら

■トレーラー映像
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